文フリ。ともすると、人生一発逆転的に売れると良いな!という考え方で入ってくる人も多いのかもしれない。
文学フリマ京都9は募集ブースが900。今回のお客さんは5千人くらい。かなりの混雑ぶりだった。会としては入場規制があったらしいので、大盛況だったんじゃないかな。
参加しての感想
個人的にはとても疲れた。人が多いこと、会場の熱気がすごかったこと。遅刻していった面も大きい。さまざまに疲れる要素はあったと思う。
今回、同人誌即売会に単独で直接出店してみて思ったのは、見知らぬ通りがかりのお客さんに足を止めてもらうのは、めちゃくちゃ難しいということ。何かの一流なスキルが無いと無理だと思った。自分なりにできるようなアピールはしたつもりだけれど、付け焼き刃で太刀打ちできるようなことではないと感じた。
SNSで露出して、お客さんに覚えてもらうことで、作品をお買い上げいただける場面は増やせるかもしれないが。あと、今回は見本誌を提出するのを忘れてブースに入ってしまったので、色々反省はある。
自分が文フリに出店してブースに遊びに来て下さる、いわば見知ったお客さまに満足していただけるような作品を継続して制作していくことを大切にすることが、第一なんじゃないかと思った。それは去年11月の個展でも感じていたことだ。
個展と同人誌即売会の違い
個展は、自分の作品展示に興味がある人が来て下さる。そしてギャラリーのお客さんも見て下さる。通りがかりの人は、そもそもギャラリーに入ってすら来ない。だから基本的に自分の写真を見て下さる方は、自分を応援して下さる方が多かったように今は思う。
しかし、文フリは圧倒的に多数の通りがかりの人がいて、その99.99%の方々は私に無関心だ。私は砂漠の中のひと粒の砂でしかない。だから通りがかりの人を自分のお客さんだと思わない方が、メンタル的にはヘルシーだと思った。
個展でも同人誌即売会でも同じこと
自分のブースへ遊びに来て下さった方と、少しだけお話ししたけれど、そういう対面で声を交わしたりすることの大切さは、個展の時に感じたのと同じだった。
今回の文フリは、120%の体調というわけではなかったので、お客さまと十分お話しできていないけれど、次回イベントに参加するならもう少し体調の良い状態で参加できるようにしたい。
ありがたかったこと
ブースに遊びに来て下さった方が、ちらりと以前の作品に触れて「あれよかったよね」と言っていただいたことが、後になってじわじわとありがたいことだなと思っていたりする。これは人によっては、新しい作品を評価されたい気持ちがあるのは一般的なことであると思うので、誰しもがうれしいわけではないと書いておく。
それでも、自分の創作物が誰かの思い出の中に残っていることは、とても素敵なことじゃない?と私は感じるので、古い作品の思い出が消えずに残っていることは、本当にありがたいことです。
その誰かの思い出になっている部分を大切にしつつ、自分なりの成長というか足したり引いたりができるようになっていくことが、自分の創作活動で目指していく場所なのかもしれない。
だから、またなにがしかの制作をして、お客さまに対面で見ていただける完成品をつくることを、続けていくだろうと思っている。
ブースに遊びに来て下さった方々へ
今回、ブースに遊びに来て下さった方々、本当にありがとうございました!
創作活動は歴としてはなんだかんだで10年くらいありますが、同人誌即売会に単独で直接出店するのは初めてで、心細い面が大きかったのですが、遊びに来て下さったことはとてもうれしく、心強くなれました。またどこかでお会いできるよう励みます。
文学フリマ京都の新刊通販について
最後に、文学フリマ京都の新刊をBoothに並べます。Boothショップは2週間くらい開けておきますので、気になっている方はお早めにチェックしてみて下さい。お値段は通販価格として1600円にしています(スマートレター送料込み)。よろしくどうぞ。



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